はめにゅー

SF・ファンタジーの巨匠ル=グゥインが逝去

ヒューゴー賞・ネビュラ賞を同時受賞したSF『闇の左手』やジブリによる映画化で日本でも話題になった『ゲド戦記』の作者アーシュラ・K・ル=グウィンがポートランドの自宅で亡くなった。享年88歳。死因は公表されていないが、ここ数ヶ月は健康状態が思わしくなかったようだ。

ル=グウィンの公式ツイッターアカウントは本日1月24日の日本時間7時に彼女の訃報をつぶやいている。

ル=グウィンはSF作家として数々の賞を受賞、文字通り女王として君臨し続けた。同時にファンタジーでも大長編『ゲド戦記』を残すなど、多彩な分野で活躍した。つい先日の金曜ロードショーで『ゲド戦記』が放映されたので、見た方も多いだろう。小説家のみならず、多くの映画、漫画などに影響を与えた稀有な作家だった。また、熱心なフェミニストでもあり、白人男性が中心となっているSF文学界への批判も恐れなかった。

こうして世界はまた偉大な作家を失ったわけだが、ル=グウィン未読の方は追悼の意味を込めて彼女の著作を手にとて見てはいかがだろうか。SF評論家大森望のオススメは代表作『闇の左手』とのこと。