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ふくやま文学館で「井伏鱒二の青春」展 未公開書簡15点を初展示

ふくやま文学館で現在開催中(2017年12月15日~2018年3月4日)の「井伏鱒二の青春 未公開書簡(高田類三宛)の中の井伏鱒二 」展で、2016年に発見された井伏の未公開書簡がついに初公開されている。

2017年12月15日、広島県福山市のふくやま文学館で「井伏鱒二の青春 未公開書簡(高田類三宛)の中の井伏鱒二」展がはじまった。本展では、自身のプライベートを語ることの少なかった井伏が友人に宛てた貴重な書簡15点が初公開されている。

展覧会のサブタイトルにある「高田類三」というのは、井伏の旧制福山中学(現・誠之館高校)時代の同級生だ。今も福山市でつづく高田鋳造所の3代目社主で、ファンにとっては小説「鐘供養の日」のモデルになったことでもお馴染みだろう。その友情は生涯にわたってつづいた。

今回紹介される書簡は、2016年10月に福山大学のグループによって発見されたものだ。全部で162通が見つかったが、そのうち1917年(19歳)から1950年(52歳)までの葉書11通と封書4通が展示されている。また、関連写真や書籍、直筆原稿などもあわせて紹介される。

井伏の青春時代の苦悩や挫折を垣間見ることのできる貴重な資料となっているので、ファンはこの機会に足を運んでみよう。会期は2018年3月4日まで。