はめにゅー

今年多くの関心をあつめた作家や小説は? Yahoo!検索大賞2017が発表 

前年より検索数の伸びたキーワードを表彰する「Yahoo!検索大賞2017」の結果が発表された。文学関連部門はどのような結果になったのだろうか?

2017年12月6日、Yahoo! JAPANは「Yahoo!検索大賞2017」の結果を発表した。同賞は前年にくらべて検索数が急上昇したキーワードを表彰するもので、2014年より毎年末の恒例行事となっている。パーソン、カルチャー、プロダクトなど多くの部門が設けられており、受賞キーワードを一覧するだけで1年間の世相や流行を確認することが可能だ。

2017年の大賞にはお笑い芸人のブルゾンちえみが選ばれたが、ここははめにゅーらしく、文学にまつわる部門をピックアップして紹介していこう。

作家部門

作家部門賞に選ばれたのはカズオ・イシグロだった。

文学ファンからするととっくに名の知れた存在名だったが、多くの日本人にとってはやはりノーベル文学賞の受賞がイシグロを知るきっかけとなったのだろう。検索大賞の特設サイトには、イシグロ本人のコメントも掲載されている。「ヤフーは国を超えたコミュニティーの入口」とヨイショすることも忘れていない。

小説部門

小説部門賞は、こだま著『夫のちんぽが入らない』だ。

ベストセラーとなった恩田陸や住野よるの作品ではなく『夫のちんぽ~』だったあたりは、フレーズの力がモノを言う検索大賞らしい結果といえるのではないだろうか。タイトルの記載されていない新聞広告も話題となった。先ごろ実写化も決定したので、来年ますます話題になることが予測される。

その他創作部門

ほか、広い意味で文学に隣接する分野としては、映画部門で『美女と野獣』、ドラマ部門で『コード・ブルー』、アニメ部門で『けものフレンズ』、ゲーム部門で『ドラゴンクエストXI』がそれぞれ受賞している。『けものフレンズ』以外は昔からある作品の続編やリメイクばかりなので、あまり面白みのある結果ではなかったかもしれない。

評価や好みはともかく、これらのキーワードが2017年に最も注目を浴びたことは厳然たる事実だ。2017年の文学の潮流をおさらいする意味で、年末年始は各作品に触れてみるのもよいのではないだろうか。