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東京・矯正図書館で「刑務所近代化の歴史とそれを支えた人びと」展 10月24日から

日本唯一の矯正専門図書館である矯正図書館が、10月24日より50周年記念特別展「刑務所近代化の歴史とそれを支えた人びと -かつての中野刑務所にもふれながら-」を開催する。刑務所の歴史を解説する展示だけでなく、治安維持法の時代に多数の思想犯を収監した中野刑務所についてのコーナーも設けられるという。

2017年10月に50周年を迎える矯正図書館が、それを記念した特別展「刑務所近代化の歴史とそれを支えた人びと -かつての中野刑務所にもふれながら-」を10月24日より開催する。かつての監獄がいかにして近代的な刑務所へと変化していったか、その歴史に触れられる貴重な資料が展示される予定だ。

矯正図書館は国内唯一の矯正専門図書館で、公益財団法人矯正協会によって運営されている。資料は前身である大日本監獄協会時代から収集されてきており、書籍・雑誌を合わせると所蔵点数は4万点以上を誇る。矯正施設の近代化の流れをリアルタイムで追ってきた団体だけに、「刑務所近代化の歴史」というテーマは記念展に相応しいものだといえるだろう。刑務所や少年院のありかたについて関心のある人はぜひ訪れたい。

また、矯正図書館の隣の敷地にかつて中野刑務所があったことから、本展では中野刑務所のコーナーも設置されている。中野刑務所は治安維持法の時代に多くの思想犯が収監された刑務所として知られており、著名な収監者には大杉栄、小林多喜二、埴谷雄高などがいる。表現の自由や言論統制の歴史に関心のある人にとっても興味深い展示となるのではないか。

会期はわずか6日間だけと短いので、この機会を逃さないようにしよう。