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大宅壮一文庫が初のフォーラムを開催 「フェイクニュース時代のノンフィクション」

フェイクニュースやポストトゥルースのあふれる時代にノンフィクションはどのような役割を果たすべきなのか、武田徹、津田大介、森健の3名が紀伊國屋ホールで語り合う。入場料はたったの1,000円。

2017年9月29日、新宿紀伊國屋ホールで「大宅壮一文庫ノンフィクションフォーラム」が初開催される。国内随一の雑誌図書館である大宅壮一文庫が主催するもので、第1回のテーマは「フェイクニュース時代のノンフィクション」となっている。バックヤードツアーなど文庫内で完結するものを除けば、大宅壮一文庫がイベントを主催するのは初だという。

1971年の創設以来数多くのマスコミ関係者やジャーナリスト、研究者に愛用されてきた大宅壮一文庫だが、近年はウェブの普及によって利用者減少の一途を辿っている。今年の春には文庫存続のためクラウドファンディングで支援を募ったことも記憶に新しいだろう。先のクラウドファンディングは見事成功を収めた(目標500万円に対し支援額は約850万円!)が、もちろんこれで経営難が根本的に解決されたわけではない。今回のフォーラム開催は、今後を見据えての新たな施策のひとつと考えられる。

記念すべき第1回フォーラムのテーマは「フェイクニュース時代のノンフィクション」。ウェブの普及と隆盛によってノンフィクション作品の読者が減っており、それに伴ってノンフィクション作品の質も低下するのではないかという懸念がこのテーマの背景にはある。これは、大宅壮一文庫の利用者減の原因とも通じる問題提起といえるだろう。

司会は大宅映子が務め、パネリストとして武田徹、津田大介、森健の3名が登壇する。フェイクニュースやポストトゥルースに対して、これからの時代のノンフィクションがどのように対峙していくべきなのか、脂ののっているジャーナリスト3名がどのように語るか注目だ。入場料は1,000円とリーズナブルなので、少しでも興味のある人は早めにチケットを確保しよう。