はめにゅー

ミュージカル『魔女の宅急便』6月1日から上演。

小説、アニメ映画、舞台、実写映画……日本で最も有名な魔女キキが、今度はミュージカルで観客にチャームの魔法をかける。

ミュージカル『魔女の宅急便』が6月1日から東京・初台の新国立劇場・中劇場、8月31日から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。

児童文学作家・角野栄子による『魔女の宅急便』は1985年に発表され、その後シリーズ化し、2009年に完結した作品である。1989年、宮崎駿監督による映画化によって皆さんにもお馴染みの作品であろう。その後も1990年代に蜷川幸雄演出でミュージカル化、2014年には実写映画化、2016年には英国で舞台版が上演されるなど、メディアミックスに恵まれた作品である。

発表から30年以上を経過してもなお、『魔女の宅急便』の魅力は衰えない。2000年に紫綬褒章、2014年に旭日小綬章を受章した原作者の角野栄子は、今年の3月29日に『「魔女の宅急便」が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ』を刊行。そして、6月1日から脚本演出・岸本功喜、キキ役・上白石萌歌、トンボ役・阿部顕嵐によるミュージカル。さらに7月22日からは神奈川近代文学館で『角野栄子「魔女の宅急便」展―魔女とおばけと―』が開催される予定である。

ジブリ映画としての認識が強いだろうが、『魔女の宅急便』は児童文学が原作である。それゆえにメディアミックスも幅広く展開できるのだろう。これほどまでに何度も再生産されるジブリ作品(と言ってしまっては失礼かもしれない)は他に無いのでは。『風の谷のナウシカ』の完全版は本当に映画化するのか。原作の魅力と恵まれたメディアミックスによって30年以上生きた魔女は、いつまで生き続けるのだろう。ウィッチのチャームは強い、これは有史以来人類の常識か。

 

本公演に関していくつか追加情報を。

今年の4月まで第11代目「うたのおにいさん」を歴代最長の9年間務め、今後の活躍が期待される横山だいすけお兄さんが、お父さん役で出演する。

また、東京公演は4日間全6回しかないうえ、前売り券はSOLD OUT。「当日券は、開演の1時間前から抽選により若干数を販売いたします。」とのことなので、まだチケットを買っていない方はゴニョゴニョするなど早めに行動されたし。大阪公演はまだ余裕がありそうである。

なお、ウルスラに関しては不明。