はめにゅー

青空文庫、新たにパブリックドメインとなった19人の作家の作品を公開。さらに円城塔らのコラボ作品も無償公開。

今年パブリックドメインとなった世界の主要な11人。中段左から2番目はH.G.ウェルズ、下段左から2番目は鈴木大拙。

1月1日は“Happy New Year!”ならぬ“Happy Public Domain Day!”

青空文庫は1月1日、2017年にパブリックドメインとなった著作者19名の19作品を公開した。公開された作品は以下の通り、

さらに、別府大学で催されたイベント「文学への誘い、別府を読む×別府を書く」を機に書き下ろされ大分合同新聞で発表された、円城塔『ぞなもし狩り』、澤西祐典『湯けむり』、福永信『グローバルタワーにて』の3作品も無償公開された。

 

日本の法律では、著作権は著作者が死亡してから50年を経過した年の12月31日まで存続する。だから青空文庫は1月1日を「Happy Public Domain Day!」として祝い、新たなパブリックドメインを公開するのだ。「戦後無頼派」の太宰・坂口・織田は全作品ではないものの、主要なものは青空文庫で読むことができる。昨年は1965年没の谷崎潤一郎、江戸川乱歩がパブリックドメインとなり大きな話題となった。しかし、著作権の保護期間は欧米では没後70年が主流であり、TPP協定が発効されれば日本もそれに準ずることになる…のだが、ドナルド・トランプの登場でまた分からなくなってきた。果たして「くまのプー」はどうなるのか。

 

新たにパブリックドメインとなった19人の作家。不勉強ながら僕は全然知らない。時の洗礼を乗り越えて、復活を果たしたことに敬意を表し、読んでみることにしよう。新しい出会いがあるかもしれない。