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第50回北海道新聞文学賞が決定

第50回北海道新聞文学賞の結果が発表された。過去に芥川賞作家や直木賞作家も輩出している文学賞なので、受賞者の今後の活躍にも大いに期待したい。

2016年11月11日(金)、北海道新聞社は第50回北海道新聞文学賞の結果を発表した。創作・評論部門では不破俊輔氏(74)の「武四郎遭難一件」と岡和田晃氏(35)の「破滅(カタストロフィー)の先に立つ―ポストコロニアル現代/北方文学論」が佳作に、詩部門では久石ソナ氏(25)の「航海する雪」が本賞、入谷寿一氏(87)の「茜色の空の下で」が佳作に選ばれている。

北海道新聞文学賞は、1967年に北海道新聞主催で開始された文学賞だ。過去には芥川賞作家・高橋揆一郎や直木賞作家・藤堂志津子(受賞時の筆名は熊谷政江)など全国区の作家も輩出しており、地方文学賞のなかでは注目度の高い賞といえる。本賞の賞金も100万円と高額だ。また、既発表の作品も対象となる点も独特だろう。

従来は北海道内在住者だけに応募資格が与えられていたが、今回より3年以上居住した経験があれば応募可能となった。今回の受賞者のなかでは岡和田氏と久石氏が現在は北海道を離れており、応募資格拡大の恩恵を受けた格好だ。

受賞作は札幌市の道立文学館で閲覧することができる。次回の応募を検討している人は、ひとまず受賞作に触れてみてから対策を練ってみてもよいのではないだろうか。