今月15日から、国立国会図書館東京本館の新館展示室で「続・あの人の直筆」展が開催される。

平成26年度に開催された、日本史上の偉人達の直筆文書を扱う展示会「あの人の直筆」展が人気だった事もあり、第二回として「続・あの人の直筆」展が開催される事となった。

展示される直筆文書の主は多岐に渡り、例えば筆者が手に入れたチラシの表面に示されている人物は小説家の夏目漱石、文化人正岡子規、薩摩藩士であり実業家でもある五代友厚、浮世絵師の河鍋暁斎の画、戦国時代から江戸初期にかけての大名伊達政宗、幕末の人気者坂本竜馬、明治の政治家伊藤博文とその妻伊藤梅子、と様々な分野から選ばれている。区分は「序」「第一部 近世」「第二部 近世から現代へ」「第三部 近現代」「第四部 いろいろな直筆」の五区分となっている。会期は前期後期に分れ、途中で展示が120点入れ替わる。また、直筆の展示だけでなく、解読に挑戦したり文字をなぞったり出来る体験コーナーも設けられている。歴史ファンにとってたまらない展示会となりそうだ。

「続・あの人の直筆」展は10月15日から11月12日まで開催し入場は無料。開館時間などは国会図書館に順じ、日・祝・第三水曜日は休館となる。展示会のみの観覧は入館手続きは必要なく、また普段は原則入館出来ない18歳以下の青少年も観覧できる。前期展示は10月29日まで。後期は10月31日から11月12日まで。詳しくは下記の公式サイトなどを参照の事。

尚、東京館での展覧会の後、関西館でも一部の資料が11月18日から12月3日まで展示される。