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小泉八雲と妖怪を生かして地域資源に 焼津と女子大生がタッグ

静岡県立大学の女子大生、焼津市観光協会、焼津小泉八雲記念館の三者が協力し、小泉八雲と焼津の関係を生かした催しが9日に開かれる。

まず焼津市と八雲の関係とはどんな関係なのか?小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、1850~1904)は水泳を趣味にしており、1897年に水泳の穴場探しをしている途中で焼津に訪れた事が、焼津市と小泉八雲の関係の始まりだった。八雲は魚商人山口乙吉の家の2階を借り、1904年に死去するまでほぼ毎年の夏を焼津で過ごした。普段は執筆活動に専念する事が多かった八雲も、焼津では趣味を満喫していた。2007年には焼津小泉八雲記念館が開館し、以前より多くの人に焼津と八雲の関係が知られる様になった。

静岡県立大学の国際関係学部で日本近代文学を扱う細川光洋ゼミは「地域資源としての文学」をテーマに研究しており、今回焼津と八雲の関係に着目し、初めての実践的なプロジェクトとして参加する事になった。プロジェクト名は「焼津&八雲YYわいわいプロジェクト」。ゼミ生である女子大生たちは5月から下調べを行っていたが今回その成果をまとめ、9日に地元企業を招き、八雲の代表作「怪談」などを題材に考案した食品や文具、雑貨等の商品化をPRする。首が伸び縮みする妖怪「ろくろ首」をモチーフにしたパスケースや、カップの絵柄が温度により変化する「妖怪おでましマグ」など、学生の自由な発想を生かした商品案がPRされる予定である。ゼミ長の原田幸枝さんは「一つでも多く採用されれば」と語っている。

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