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昭和の絵本・児童文学作家の自薦著書を紹介する展覧会 成田

成田市公津の杜の「ギャラリーのうさぎ」で、絵本・児童文学作家たちが自らの作品の中からお勧めした一冊の推薦文を紹介する展覧会「現代人気児童文学・絵本作家がすすめる私自身の一冊」が開催されている。

成田市公津の杜の「ギャラリーのうさぎ」で、絵本・児童文学作家たちが自らの作品の中からお勧めした一冊の推薦文を紹介する展覧会「現代人気児童文学・絵本作家がすすめる私自身の一冊」が開催されている。

企画の発端は1989年に遡る。ギャラリーのオーナーである小林一三さん(79)が、出版取次会社に勤めていた際、当時の作家達にお勧めの一冊の推薦文や色紙を書いてもらっており、今回の展示に繋がった。推薦文は計74人分で、アンパンマンシリーズの作者である故・やなせたかし氏や、「100万回生きたねこ」で知られる故・佐野洋子氏、他にも故・水木しげる氏や佐藤さとる氏など、当時の作家達の面子も伺える。

やなせたかし氏の推薦は「アンパンマンとドド」。アンパンマンシリーズの中でも切ない話として有名であり、絶滅してしまったドードーを通じてやなせたかし氏は通じ環境破壊への反対を訴えていた。また、佐野洋子氏は「私が妹だったとき」を推薦。幼少期を扱った非常に愛着のある作品だが、商業的には全く売れなかったという辛い経験を語っている。水木しげる氏は「お父さんの戦記」、佐藤さとる氏は「コロボックル物語」をあげている。

今はもうこの世を去ってしまった作家もいれば、今も活躍している作家もいて、親子はもちろん、祖父母世代まで含めて家族みんなで楽しめる展覧会となっている。推薦されている作品のうち約20冊は販売もしている。また、「ギャラリーのうさぎ」は相田みつを、星野富弘、金子みすゞのカレンダー、グッズも販売しているという。

展覧会「現代人気児童文学・絵本作家がすすめる私自身の一冊」は「ギャラリーのうさぎ」で10月10日まで開催。開館は木~日曜及び祝日の午前11時から午後4時30分(最終入館4時)まで。入館料200円だが小中学生を連れた親子は1組100円で入場できる。