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横山秀夫の小説「64」が英ダガー賞翻訳部門最終候補にノミネート 推理小説表彰の権威に日本人初

イギリス推理作家協会が7月28日に発表したダガー賞翻訳部門最終候補作に、横山秀夫の警察小説「64」が日本人の作品として始めてノミネートされた。

イギリス推理作家協会が7月28日に発表したダガー賞翻訳部門最終候補作に、横山秀夫の警察小説「64」が日本人の作品として始めてノミネートされた。

イギリス推理作家協会(The Crime Writers’ Association、略称CWA)が選定している「ダガー賞」は、アメリカ探偵作家クラブが選定している「エドガー賞」と並び推理小説表彰の世界的権威である。幾つかの部門があり、今回横山さんがノミネートされたのは翻訳部門である「インターナショナル・ダガー賞」。2006年に翻訳部門が独立して以来、日本人の作家がノミネートされるのは初。

今回ノミネートされた警察小説「64」は、新年早々に昭和天皇(裕仁)が死んだため7日間しかなかった昭和64年(1989年)に発生した、未解決の連続誘拐殺人事件を巡り、地方の県警に勤める元刑事の主人公の組織と個人にゆれる生き様が描かれた小説。2015年にはNHKでドラマ化、2016年には映画化もされている。イギリスでも今年3月に翻訳出版され人気を博した。

最終候補には「64」含め5作がノミネートされている。受賞作は10月11日(火)に発表される予定。