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国立台湾文学館が100周年を迎える 中華民国・台南市

日本統治期に建てられた台南州庁を利用した台湾文学館が建築物として100周年を迎えた。台湾の文学番組「飛閲文学地景」も第100話を迎え、記念のイベントが行われた。

台湾の文学や文豪についての情報と資料を展示する国立台湾文学館が、100周年を迎えた。同時期に、台湾における文学で扱われた風景を空撮する番組「飛閲文学地景」も第100話を迎えた為、台湾文学館で合同のイベントと記者会見が行われた。

記者会見では文化部の鄭麗君部長が、文化を根付かせ文化資産を保護していくことに尽力していく姿勢を表明し、これからの台湾文学の発展が期待される。

日本統治期に日本人建築家森山松之助の設計により1916年に建てられた台南州庁。日本の敗戦とその後の混乱以降、州庁は殆ど放置されていたが、1997年から修復工事が再開され、2003年に国立台湾文学館としてオープンした。中国本土の諸王朝は勿論の事、スペイン、オランダなどと関り、そして日本の支配も受けた台湾は、様々な風土文化が混在し、文学もその影響を受けている。日本文学との関りも深く、最近の事例では又吉直樹の小説「火花」の海外発売は台湾が最初だった。