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ハヤカワ文庫の絶版海外SFが総選挙で復刊

水色の背表紙でお馴染みのレーベル「ハヤカワ文庫 海外SF」は『夏への扉』などの定番商品を除いて手に入りづらくなっている。そこで、早川書房は「デジタル化総選挙」と銘打った復刊希望アンケートを実施している。

ハヤカワ文庫 海外SF デジタル化総選挙は現在開催中で2016年8月31日まで実施の予定。特設サイト上で「読みたい!」ボタンを押すことで投票することができる。同じ本に投票することはできないが、複数冊を対象にすることはできる。なお、上位作品が復刊されていることは明記されているが、何冊まで復刊されるかは明記されていない。

海外SF作品は絶版になっている物が多く、SFファンから勧められても手にはいらないことが多い。アーシュラ・K・ル・グイン『闇の左手』やサミュエル・R・ディレイニー『バベル-17』、アルフレッド・ベスター『虎よ! 虎よ!』などもすでに古書店でしか入手できない。この企画では電子書籍化を進めることで「機会損失」を防ぐことが狙いだ。

電子書籍化される出版物のうち、漫画やライトノベルなどは目立っているが、講談社文芸文庫のように積極的に電子化を進めているレーベルも多い。固定ファンがついており、なおかつラインナップが豊富にある場合は、電子化にすることは賢い選択だ。Amazonの読み放題サービスが話題になっているが、たとえば「ハヤカワ文庫 海外SFの読み放題 一ヶ月300円」などのバリエーションがあっても面白いかもしれない。