はめにゅー

被災地・熊本でプレハブ仮設の「益城mini図書館」がオープン

被災した熊本県益城町に、仮設の「益城mini図書館」がオープンした。災害に強い娯楽であるかに思われた読書だが、余震の続く状況ではそれさえも簡単ではないという事実に気付かされるニュースだ。

2016年6月11日、熊本県上益城郡益城町に「益城町mini図書館」がオープンした。これはプレハブハウス内に設置されたもので、被災した益城町図書館が復旧するまでの臨時開館となる見込みだ。

4月の熊本地震以降、益城町図書館は開館できない状態が続いている。蔵書が大きなダメージを受けた上に、建物そのものが避難所として使われていたこともあって、利用再開の目処はなかなか立たずにいた。ロビーにおいて少数の本を読めるようにしてはきたものの、読書好きの益城町民たちにとっては非常に不便な日々が続いてきた。

そこで、益城町図書館がすぐ脇のプレハブハウス「よかましきハウス」内に出張オープンしたのが、この益城町mini図書館だ。一般向け150冊、児童向け150冊の本が揃えられており、1世帯につき5冊まで1週間借りることができるという。

緊急時にこそ人間には娯楽が必要だ。ゲームや音楽プレイヤーなどと違って電源不要の娯楽である読書は、災害時には被災者の強い味方であるかに思われた。だが、いざ大きな地震が起きてしまうと、無数の本棚が並ぶ図書館は危険な場所に変貌してしまうのだという事実に気付かされる。

広々とした図書館でくつろぎながらページをめくれる日々が、一刻も早く益城町の人々にもとに戻ってくることを、心から願いたい。