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中学生向け学習参考書「ボカロで覚える」シリーズが10万部突破

「ボカロで覚える」シリーズが1ヶ月で累計発行部数10万部を超えたと株式会社学研プラスが発表した。「ボカロで覚える」シリーズは中学生向け学習参考書『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 中学歴史』『MUSIC STUDY PROJECTボカロで覚える 中学理科』の2冊。アマゾン「中学教科書・参考書」カテゴリで1位2位を占めている。

株式会社学研プラスは株式会社学研ホールディングスのグループ会社で、MUSIC STUDY PROJECTというレーベルの元、「ボカロで覚える 中学歴史」「ボカロで覚える 中学理科」の2冊を4月22日に発売していた。このシリーズ、発売1ヶ月で累計10万部を超えるという異例のヒットを続けていると学研ホールディングスのプレスリリース「PRTIMES」で6月3日に発表。ボーカロイド曲で覚える史上初の参考書と銘打ち、ボカロに関心を持つ層と受験参考書の需要が圧倒的に高い購買層の重複層である高校受験をターゲットにしている。

デジタルコンテンツと相性が良いと言われてきた教育産業市場であるが、可能性について模索されて十年以上が経つ。イーラーニング、動画授業と新しいサービスが次から次へとリリースされてきたわけだが、しかし製作者や教育者がアイディアを実現したところでそのコンテンツを利用する学生本人の嗜好に合うとは限らない、という問題が常に横たわっていた。その点、この「ボカロで覚える」シリーズは発売前からネット上で話題となり、発売と同時に重版が決定した。2016年6月5日現在、Amazon.co.jp®の書籍ランキングにおいては、「中学教科書・参考書」カテゴリで1・2位。快進撃を続けていると言える。

著者もこの視聴版を聞いてみた。質が高く聞いていて面白い。ボカロ世代がこれで勉強がはかどるなら素晴らしいと思う。なかには歌を丸暗記して定期テストで大躍進する学生さんもいることだろう。なかにはドラえもんの暗記パンを手に入れたみたいなつもりのおっちょこちょいもいることだろう。教育産業とデジタルコンテンツのかけあわせは発展途上であることは間違いない。

★『ボカロで覚える中学歴史』
<収録曲・担当P一覧(かっこ内は対応する学習単元)>
『千本桜 日本の歴史ver.』(通史(古代~現代))黒うさP&銀河方面P
『縄文炸裂ガール』(旧石器時代~古墳時代)れるりり
『彩』(奈良時代~平安時代)とあ
『源☆平サムライウォーズ』(平安時代~鎌倉時代)mathru(かにみそP)
『大航海時代』(近世ヨーロッパ)トラボルタ
『UTSUKE』(安土桃山時代)てにをは
『江戸猛進ガール』(江戸時代)れるりり
『明治維新ROCK』(明治時代)デスおはぎ
『大正ロマンチック』(大正時代)40mP
『歴史の人物覚えまSHOW!』(歴史人物(古代~現代))れるりり

★『ボカロで覚える中学理科』
<収録曲・担当P一覧(かっこ内は対応する学習単元)>
『カナシミ溶解度』(水溶液の性質)40mP
『光合成の歌』(植物のからだのつくりとはたらき)トラボルタ
『厨病理科ボーイル』(気象・天気の変化 地質・大地の変化)れるりり
『エレクトリックヒーローズ』(電流と磁界)150P
『アトミック恋心』(原子・分子と化学変化)ナユタン星人
『BEATで覚える身体の仕組み』(消化と呼吸)LOLI.COM
『レンアイ=リキガク』(物体の運動とエネルギー)mathru(かにみそP)
『COLORS』(化学変化とイオン 酸・アルカリと中和)とあ
『染まるセカイの物語』(生命の連続性)ぎぶそん
『天体の日周運動と年周運動』(地球と宇宙)トラボルタ