6月25日、第7回ハヤカワSFコンテスト一次選考結果が発表され、42作品が通過した。

ハヤカワSFコンテストは、1961年から1992年まで開催されていた旧コンテストの装いを新たに、2012年から開催されている中・長編SFを対象とした文学賞である。

一次選考を通過した42作品の中に、注目が高まりつつある『エメーリャエンコ・モロゾフ』がカナエユウイチ名義で含まれているのも確認され、話題となっている。流浪のウクライナ系作家エメーリャエンコ・モロゾフの実像については未だ謎に包まれているが、多くの人々が彼の魅力ないし魔力に惹きつけられているのは確かである。2019年5月の文学フリマ東京で破滅派から刊行され電子書籍版も販売されている『モロゾフ入門』を読めば多くのことが分かるので是非この機会におさらいしてみてはいかがだろうか。また、6月2日には毎日新聞でも取り上げられるなど、モロゾフの影響力は日々高まっている。

ハヤカワSFコンテストの二次選考は編集部により行われ、選考委員4名による最終選考を経て受賞作が決まる予定である。はエメーリャエンコ・モロゾフとカナエユウイチのこれからの活躍に期待したい。