破滅派同人の佐川恭一が、短編集「光のそと」(仮題)を電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」‏より四月中に刊行する。

電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」‏及び佐川恭一がTwitterで明らかにした。佐川恭一は「小説を書き始めて今まで約8年間のベスト短編集的なもの」としており、8年間の作家生活における集大成となる短編集がここに誕生することになりそうだ。レーベルは「行儀の悪い作家佐川恭一の行儀の悪い超青春小説集。佐川恭一が文学に新しいテイストをつれてやってきました。この言語の速さを体感してください。」とコメントしており、佐川恭一の作風を的確に言い表している。とても期待できる短編集である。なお、佐川恭一はタイトルについて迷い中としており、「光のそと」と言うタイトルが変更される可能性もある。最新の情報に注意されたい。

四月中の刊行までの間、佐川恭一が破滅派で公開した小説や作品集の数々を改めて読むのも良いかも知れない。また、次回第28回東京文フリで頒布される「モロゾフ入門」にも佐川恭一が寄稿している。こちらも是非読んで頂きたい。踏みっぱなしのアクセルどころかブレーキが存在しない、モロゾフと二人三脚でブーストが掛かった狂い咲き佐川ノベルを堪能できるだろう。