2018年10月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておきたい。昨月はまさに文学の秋であったが、どのような文学ニュースが読まれたのだろうか。第10位からご紹介する。

 

第10位~第4位

第10位:京都・百萬遍知恩寺で「第42回 秋の古本まつり-古本供養と青空古本市-」開催 10月31日~11月4日 (2018年10月6日 Juan.B)
第9位  :三鷹市立図書館で「第5回 図書館フェスタ」開催 11月3日(2018年10月5日 Juan.B)
第8位  :鎌倉文学館で企画展「鎌倉時代を読む 古典から現代作品まで」開催中 12月9日まで(2018年10月5日 Juan.B)
第7位  :東京都立中央図書館で図書館謎解きイベント「Live-Rally(ライブラリー)ー運命をつなぐ物語2ー」開催 (2018年10月22日 Juan.B)
第6位  :マリーズ・コンデがニューアカデミー賞を受賞 10月12日 (2018年10月13日 Juan.B)
第5位  :第6回松山ブックマルシェ 11月3日・4日に開催 愛媛県松山市(2018年10月21日 Juan.B)
第4位  :前橋文学館で企画展「この二人はあやしい」開催 10月27日から (2018年10月18日 Juan.B)

様々なイベントのニュースが並んでいる中で、やはり6位のニューアカデミー賞の話題は気になる所である。様々なハラスメント・組織腐敗により今年度の開催が中止となったノーベル文学賞の代替と見られており、さらに村上春樹が最終選考にノミネートされるも選考を辞退するなどの波乱もあったものの、今回はフランス海外県グアドループ出身のマリーズ・コンデが受賞した。ノーベル文学賞は来年からの再開を目指しているとされるが、はめにゅーでも出来る限り今後を追っていきたい。

 

第3位

メキシコ生まれの美しい「真っ黒な絵本」翻訳出版を目指すクラウドファンディングが進行中 (2018年10月11日 Juan.B)

絵本の出版を目指すクラウドファンディングの話題が第3位となった。この素敵な絵本の詳細については是非当該記事をお読み頂きたい。クラウドファンディングは目標金額を大きく超えて無事達成している。メキシコ生まれの美しい絵本が日本の書店に並ぶ日を楽しみに待ちたい。

 

第2位と第1位はまとめて説明しよう。

第2位

第59回 東京名物神田古本まつり 10月26日から11月4日まで開催(2018年10月3日 Juan.B)

第1位

第28回 神保町ブックフェスティバル、10月27、28日に開催 1000万冊の本集う (2018年10月3日 Juan.B)

神保町にまつわるニュースが同時に上位を占めた。古本まつりとブックフェスティバルは同時に開催され、各出版社のワゴンが所狭しと並ぶため、普段はそう混まないすずらん通り一帯もこの日は超満員となる。世界でも有数の古書の街、神保町は今年も多くの本と人を迎え入れている。近日、ルポ記事を掲載予定なので是非楽しみにお待ちいただきたい。

 

以上、10月にアクセス数の多かったニュースTOP10をご紹介した。11月のはめにゅーにも乞うご期待である。