北海道立文学館では、詩人吉田一穂の生誕120周年を記念する特別展「極の誘ひ 詩人吉田一穂展 ―あゝ麗はしい距離(デスタンス)、」を9月22日から開催する。

著名な象徴詩人の一人である吉田一穂(1898~1973)が1898年に木古内町で生まれてから今年で120周年となる。吉田は少年時代を過ごした積丹半島の古平町の自然風土から様々なインスピレーションを受けており、「海の詩人」「孤高の象徴詩人」「日本のマラルメ」などと様々に呼ばれた彼の作風の一端には北海道も関わっている。

特別展「極の誘ひ 詩人吉田一穂展 ―あゝ麗はしい距離(デスタンス)、」では、吉田一穂の詩と人柄を書画とともに紹介していく。また、開催期間中は文芸対談会や朗読会なども開催される。吉田一穂と北海道をより深く知ることができる特別展となりそうだ。

特別展「極の誘ひ 詩人吉田一穂展 ―あゝ麗はしい距離(デスタンス)、」は北海道立文学館で9月22日から11月18日まで開催される。開催に関する最新情報は下記北海道立文学館サイトを参照のこと。