第16回ドゥマゴサロンは「川と台地の街、渋谷の生んだ文学」と銘打ち、東急文化村のある渋谷がどのようにして文学作品に描かれたのかをテーマにトークセッションを行う。

渋谷は台地に囲まれた谷間に発展した街で、宇田川や渋谷川などの河川が細かな起伏を刻んできました。渋谷川は途中から古川と名を変えて東京湾に注ぎますが、その山の手の流域では谷の幅は狭く、丘が間近にせまっています。そうした地形は文学作品にどのように描かれてきたのでしょうか。地形を読み解くたのしみと、文学作品をそこに重ねてみるおもしろさを語っていただきます。

Bunkamuraドゥマゴ文学賞は毎年一人の選考委員が独断と偏見で選ぶ文学賞。フランスの有名なカフェ Deux Magotで開催されるドゥマゴ賞にならう形で始まった。フランスのドゥマゴ賞も先日受賞者がジュリー・ウォルケンシュテインに決定したばかりである。

そのユニークな文学賞の次回受賞者を占う意味でも参加してみると面白いのではないだろうか。