2017年5月18日(木)発売の『週刊文春』5月25日号で、阿川佐和子が結婚していたことを報告している。昨秋にも一部週刊誌で結婚報道があったが、お相手は元大学教授のS氏(69)とのことで、既報の男性像と一致する。手記では35年前に遡るS氏との出会いや、父・阿川弘之との交際相手をめぐる電話の内容などが書かれているという。

エッセイスト・小説家でありテレビタレントとしても活躍する阿川佐和子は、数十回におよぶお見合いを経験していることでも有名だ。過去のお見合い回数は少なく見積もっても30回、資料によっては100回以上とされ、その体験を綴った書籍も複数刊行しているほどだ。にもかかわらず還暦を過ぎるまでずっと独身を貫いていたが、昨年秋に元大学教授のS氏との結婚報道があり話題を呼んだことは記憶に新しい。

『女性セブン』が昨年末に報じた記事によれば、S氏は阿川の友人の元夫で、3年ほど前にその友人と離婚したのだという。その報道の時点では、阿川は「どうやら『結婚宣言した』という記事になっているようですが、まだそんな事実はまったくなく、まして入籍なんぞ、しておりません。区役所に誓って申し上げます」とのコメントを出していた。

はめにゅーでは本来ゴシップ的なトピックを積極的に扱うことはしないが、独身であることやお見合いマニアであることを持ちネタとしてきた阿川だけに、今回の報告がもつ意味は文学的にも小さくないだろうと判断した。数々の文学賞を受賞してきた阿川の文章が今後どのように変わっていくのかに 期待したい 。