各種書店、古書店などが立ち並ぶ神保町で、今月8日から30日までの土・日・祝日に「おさんぽ神保町プレゼンツ 『神保町・漱石フェス』」が開催される。

夏目漱石が没してから100年の今年は様々な催しが行われている。神保町と言えば日本最大級の書店街として有名であり、夏目漱石と言えば戦前日本を代表する文豪である。文学を挟んで切り離せないこの二つの大物がタッグを組み、「神保町・漱石フェス」は生まれた。主催は神保町コミュニティプラザ、後援は千代田区と千代田区観光協会、特別協力は岩波書店と、力の入り様も見て取れる。

「神保町・漱石フェス」では神保町と漱石の関係をテーマに、漱石ゆかりの地を巡りながらの謎解きや、神保町コンシェルジュや大学教授と共に神保町を巡る街歩きガイドツアー始め多くの催しが行われる。普段神保町に通いなれている人にとっても、夏目漱石ファンにとっても、それぞれ今まで知らなかった神保町と夏目漱石の新たな世界に触れられるきっかけとなりそうだ。

「おさんぽ神保町プレゼンツ 『神保町・漱石フェス』」は、10月8日から30日まで。主に土・日・祝日にイベントが開催される。一部のイベントには参加料などが必要な事もある。各イベントの詳細等は下記の公式サイトを参照の事。