三重県鈴鹿市の鈴鹿市立図書館では、10月28日に休館日の館内を参加者に開放し、体験型謎解きイベント「不思議の国のアリス×鈴鹿市立図書館」を開催する。

このイベントは、不思議の国のアリスの世界から逃げ出したキャラクターにより鈴鹿市立図書館が作品の世界観に取り込まれてしまうと言う設定の中で、30人の参加者が90分以内に館内のあちこちに巡らされた謎を解きゲームクリアを目指すと言うイベントである。出口は閉ざされ、職員たちもメイド姿などに扮装するなど図書館とアリスの世界観が融合する中で、参加者達は自らの知恵で館内を巡り謎を解かなければならない。

鈴鹿市立図書館は市民にもっと本に親しんで貰えるように近年様々な取り組みを行っており、平成27年度には本の貸出冊数を5.3パーセント上昇させた。今回のイベントは、本を読まない世代とされている高校生以上の世代を対象に図書館にもっと親しんでもらえる事を目指し企画された。ポスターにはポップな美少女となったアリスが描かれており、若年層にもっと本に親しんで貰いたいと言う意図が見られる。

「不思議の国のアリス×鈴鹿市立図書館」は10月28日の午後6時15分から午後8時まで、三重県鈴鹿市の鈴鹿市立図書館で開催される。参加費は無料だが、休館日の開催の為、この日は図書館にはイベント参加者以外は入管できない。定員は30名であり、定員が満たされた場合は抽選で参加者を決定すると言う。詳しい応募方法などは下記リンクの図書館公式サイトにあるPDFを参照のこと。