ぱるんちょ巡礼記 巡礼詩集 ほろほろ落花生(著)

布団の中の祈りから、精神病院、そして労働へ。引きこもり青年の社会復帰の旅は、現代社会に疲弊しきった詩人の魂の彷徨となる。破滅派きっての詩才を誇るほろほろ落花生による連作詩集。

となりをみて/ひとりの男は思う/こいつ、泣いてるのかな/泣いているのだとしたら、なんとかしたいな/なんとかしたいけれど、なんともできないな

¥ 199

  1. 完結済み ( 2015 年 8 月 15 日 〜 2015 年 8 月 24 日 )
  2. 10 作品収録
  3. 24,210文字(400字詰原稿用紙61枚)

Authors & Editors 執筆者一覧

ほろほろ落花生

ほろほろ落花生 著者

Works 収録作一覧

  1. ほろほろ落花生

    1. 布団からの連祷

    • 2,353文字
    • 2015 年 8 月 15 日公開

    詩人が巡礼に出ます。
    さくさく読めておいしさがある連作詩集を目指します。

    第1章は布団。
    布団は大変なところです。気をつけてください。

  2. ほろほろ落花生

    2. 僕はきみがなつかしい

    • 3,351文字
    • 2015 年 8 月 16 日公開

    第2章はいなくなってしまった友人を偲びます。
    ちなみにカフェごはん好きの男は滅びればよいと思います。

  3. ほろほろ落花生

    3. きちがい病院

    • 5,631文字
    • 2015 年 8 月 17 日公開

    第3章は閉鎖病棟が舞台となります。
    この世界と同様、あまりたのしいところではありません。

  4. ほろほろ落花生

    4. 色彩検定

    • 1,865文字
    • 2015 年 8 月 18 日公開

    第4章は意匠について。
    どこかにいるもろい人のために。

  5. ほろほろ落花生

    5. 退職願い

    • 2,360文字
    • 2015 年 8 月 19 日公開

    第5章は退職します。
    だからなんということでもありません。

  6. ほろほろ落花生

    6. あじゃ、てい

    • 1,415文字
    • 2015 年 8 月 20 日公開

    第6章はへんてこです。
    自己検閲をかけるとき、人間はけっこうきわどく自分を試みているのではないでしょうか。

  7. ほろほろ落花生

    7. デイビッド

    • 1,185文字
    • 2015 年 8 月 21 日公開

    第7章はデイビッド。
    うさん臭いと感じた人がいるなら、あなたの中に根拠があるはずです。

  8. ほろほろ落花生

    8. 忘れなんこう

    • 1,141文字
    • 2015 年 8 月 22 日公開

    第8章のテーマはおくすり。
    業務用ローションにはポエジーがあります。

  9. ほろほろ落花生

    9. ファースト・コンタクト

    • 1,374文字
    • 2015 年 8 月 23 日公開

    第9章は生まれてこなければよかったということです。
    反出生主義は今後検討されるべき課題だと思います。

  10. ほろほろ落花生

    10.

    • 3,535文字
    • 2015 年 8 月 24 日公開

    終章です。
    海にはご都合主義的な快楽があります。おつかれさまでした。

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