タグ: 文芸評論 45件

  1. 輝く夜を探して―『竹取物語』考察 エセー

    • 九芽 英
    • 8年前
    • 9,208文字

    「破滅派」10号に載せて頂いたものを加筆修正しました。『竹取物語』を読む上での参考になれば幸いです。

  2. Natural Born Fairies ~織田作之助について①~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 5,330文字

    織田作之助が亡くなったのは、今からちょうど70年前。享年は今の僕と同じ33歳。最近なんだかオダサクの人気が上がってるみたいですね。『夫婦善哉』の続編や、未発表原稿が見つかったり、ドラマ化されたり…

  3. Natural Born Fairies ~織田作之助について②~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 4,332文字

    オダサクの命日が十日戎で、尾崎紅葉と福沢諭吉の誕生日と同じだとは知りませんでした。この文章は10年ほど前に書いたものに手を加えているので、内容が大分古いです。オダサクを囲む環境は当時からは想像も…

  4. Natural Born Fairies ~織田作之助について③~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 4,281文字

    オダサクといえば代表作は『夫婦善哉』。「文豪ストレイドッグス」コラボカバーの『天衣無縫』は、『夫婦善哉』からそのタイトルを奪ったという点において非常に価値が高いわけです。この70年間、誰もできな…

  5. Natural Born Fairies ~織田作之助について④~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 4,746文字

    70年の時を経て、オダサクは火の鳥の如く復活を遂げようしています。「文豪ストレイドッグス」、「文豪とアルケミスト」でその名前が知られ、電子書籍によって作品が身近になりました。これは本当に10年前…

  6. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑤~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 5,270文字

    こう書いてますが、『可能性の文学』は面白いです。オダサクの作家人生のダイジェストのようなものだと思います。そんなものを死の直前に書き上げるなんて、オダサクには自分の運命が分かっていたのでしょうか…

  7. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑥~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 5,197文字

    坂口安吾も実に文章が上手い。僕は「無頼派」という言い方よりも「戯作派」という言葉の方が好きなんです。確かに坂口・太宰・織田の三人は個性としては「無頼派」でしたが、その文学的特性は文章の巧みさにあ…

  8. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑦~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 3,322文字

    小説の歴史の始まりを坪内逍遥の『小説神髄』とするならば、それは1885年のこと。オダサクの時代はそれから5,60年しか経っていないわけです。もちろんその間にも沢山の天才が生まれたわけですが、面白…

  9. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑧~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 3,293文字

    オダサクは世界を変えるつもりなんて全く無かったし、何かを訴えたかったわけでもないでしょう。教科書に載るなんてもってのほか。むしろ不名誉です。「どや、おもろいやろ。もっともっと書いたるでぇ。」と、…

  10. Natural Born Fairies ~織田作之助について⑨~ エセー

    • 九芽 英
    • 7年前
    • 3,298文字

    太宰治、坂口安吾、織田作之助の無頼派3人衆の作品を指して「大人の童話」と言われることがあります。実にしっくりくる言葉ではないでしょうか。彼らの特性は戯れに童話を作り出すことなのだと思います。正に…

  11. 本当はSF作家になりたかった巨匠・ボルヘス エセー

    • 岩田レスキオ
    • 5年前
    • 10,262文字

    ノーベル文学賞を受賞しなかった事が二十世紀文学史七不思議の一つとされる(ヤバい理由が色々あったんですが)現代文学の巨匠・アルゼンチンのボルヘスが、実は本当になりたかったのはSF作家だった、という…

  12. 破滅派十四号書評2 波野發作「GENGOU ──平成なき時代のモノグラフ──」 評論

    • 諏訪靖彦
    • 5年前
    • 1,169文字

    怒られないように直しつつ少しずつアップしていきます。

  13. 創作試論:「誤配」がもたらす資本主義下のコンテンツを照らす光 エセー

    • 松尾模糊
    • 5年前
    • 6,064文字

    敬愛するあずまんの思想を借りて、創作と資本主義について考えました。合評会で創作について議論があった時からずっと考えていたことを、ひとまず文字化してみました。

  14. 金髪エルフの美少女 小説

    • 水野洸也
    • 4年前
    • 11,689文字

    批評を書く際に用いる文体を、小説にも応用できないかと思い書かれた一作です。

  15. かいたおとこと石川淳 かくおとこ / 小説

    • 吉田柚葉
    • 4年前
    • 7,236文字

    いつも通り近所のスタバで書きました。お尻が痛くなりました。

  16. ボルヘスにおける文学の不可能性について(年譜付き) エセー

    • 岩田レスキオ
    • 4年前
    • 230,349文字

    ボルヘス・エッセイ第2段(表紙のアラベスク文様は“バベルの図書館”の水平断面想像図です)。ボルヘスが、文学の不可能性に乗り上げどん底にあった年と、小説創作の黄金期十年をスタートさせた年とは、全く…

  17. 統計学と文学――文学にも統計学を―― 評論

    • 𝔚𝔞𝔨𝔢𝔦♣︎𝔜𝔞𝔡𝔞(ぽんきち)
    • 4年前
    • 1,438文字

    計量文献学という領域からのアプローチをみる

  18. 探偵は神を信じない エセー

    • 乙野二郎
    • 3年前
    • 2,444文字

    第1回名探偵破滅派の課題図書『神様ゲーム』を読んだ上での推理・解釈です。 「天誅」に着目して論じています。