自粛と非現実的について。

山谷感人

エセー

1,494文字

人が居ない近所の出島にて、徒然に、短く。

僕はパソコンを所有していない。故に、Web文芸に何かをアップすると云う行為は、大変な苦行である。所謂、スマホ投稿すると改行が巧く出来ない、面倒くさくなる、推考ナシよ! 等の問題点が発生する。
なので短いエセーを公園のベンチより、書いておく。

さて、都会の方は今回のコロナ事案で大変であろう。自粛。僕は現在、ナガサキに疎開しておるがコレは僕のような、地方にて遊び人を気取り、取材がモットーの郷土史で小銭を頂戴している濺民も同じである。幸い、ナガサキ市内には(天領時代のナガサキを語っている故、離れた、地方でも田舎・長崎の箇所では感染しているぜ! なるトコロはゴメンなさい、スルー)陽性の方は出ていない(ここで、検査をしてないから! なる政治批判も、ゴメンなさい、ダルいからスルー)。

部屋に閉じ籠り、現在の如く真昼に近所の出島にてベンチを我が庭扱いにし、お役所から派遣された清掃員や、ラソツに「毎日、いるね。こんにちは!」と声かけされ最早、ミスター・出島ベンチと、陰で渾名を頂いているであろう僕は教会を眺めながら、自粛に就いて思考する。今、ノリで、これをスマホで打ちながら。

作年末。僕は飲酒多過で二十六日間、内科に入院していたのだが、不遜な発言をすると僕は、入院生活がライクであった。不遜=明日には他界するやも識れぬ、爺婆も入院している為、愉しいな~! とは堂々と云えないって事なだけ。
では然し、何故に好きだったの? と問われたら、それは、非現実的だったからである。
入院していると、他人なるフィルターが有れど、その方々の日常が判る。ああ、この人は自身、直接、会話をする事は稀であるが面会者が来てチープトークをベッドで嫌でも聴いていると、どのような人生、生活スタイルで暮らしていたのか、伝わって来る。例えば、ドヤ街に、似ている。狭い部屋に泊まり、住民の会話は筒抜け。たまにロビー会って、ハナシをしたり、しなくても「爺。貴方がどうした経緯でルンペンしているか、僕は把握しているよ」になる。
繰り返して云う。人間関係の煩わしい距離が、非現実的、になるのだ。そこから創作家なら諸々なる輩もインスピレーションが、生まれるであろう。

また、友人関係もそうである。仲間は、ちょっと変わった人が多い方が良い。僕が北千住と云うトコロで、同居していた知人は或る意味、非現実的であった。
例えば、僕が何気なく新聞を読んでいたら偶々、日本の名字ランキングが掲載されていて「へえ~、高橋って名字、日本で二番目に多いのだね」と、悪意なく述べたら、その友人、顔を真っ赤にして自身の部屋に行った。十分くらい後、「古川(僕の本名)って名字、九州の海側に多いね、陳腐だね」と返して来た。パソコンで調べたのであろう。僕は、ポカーンとしたが。
また、僕は遊民で一部ではレジェンドな故、サブカルチャー等、雑学には手前味噌だが詳しい。或る日、喜劇かかんかの話題を、その高橋としていて、全く検討外れな意見を語り出したから「君。このテーマは何も識らないのだね」と、優しく終わりにしようとしたら「俺、読んだ本は重ねると富士山より高くなるからな!」と、鬼の形相で台詞を吐いた。
僕は、それは言い過ぎだ。んじゃギネスに申告しなよ、と喉まで出かかったが、非現実的な美しさを感じ「縦に並べたら有るかもね」と花を持たせておいた。無論、僕も良い気分で、だ。

トイレに行きたいので、纏める。コロナの自粛。皆、大変だ。然し、述べたように非現実と向き合うチャンスも有るかも、と思えば、幸せな期間になるかも識れぬ。無論、感染している方の快癒を祈る
。漏れそうなので、徒然のママ。アディオス!

2020年5月12日公開

© 2020 山谷感人

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