フェアウェル・ツアー招待状。

山谷感人

エセー

1,193文字

フェアウェルとは、さらば、サヨウナラの意味である。招待状を、どうぞ。

最近、ロック界で流行っているのは六十年代~八十年代に活躍した所謂、スター、レジェンド達が「体力がある内に最後にライヴツアーをしよう!」なる流れである。
表明したエルトンジョン、ブラックサバス、レイナード・スキナード……。キッスやローリング・ストーンズ、エアロスミスなども、それを仄めかせる発言をしている。
さて、僕は全くスターでもレジェンドでもないが、酔った勢いでそのムーヴメントを模倣しようと思った訳である。完全にノリだけで。その、ノリだけでなる部分が実は重要なのだけれども。

グレイトフルデッドは「バスが来たから乗ったのさ。そこから全てが始まっただけだよ」と自身の音楽性を述べる時に語っていた。ビートルズはマジカルミステリーツアーを敢行した時に「適当にバスで旅して適当に撮影しよう。そう、適当に、適当に」なる台詞を吐いていた。まあ然し、デッドは一時期、金銭トラヴルまみれになるし、ビートルズのそのツアーはメディアから「唯一、彼等が失敗したクソ」の汚名を受け、罵倒された。ポールマッカートニーが無駄に言い訳をしようしてペンを出し「ペンと云うアイテムは、君らは字を書くためだけにあると思っているらしいが、僕はファッション的にも使っている」的な迷言も有名である。

酔った勢いで文字を打ち込んでいるだけなので、早くも脱線、脈略がなくなってきたが結局、僕も似たような事を一般人として現在、やっている訳である。
月曜日、三日前。
深夜からビアを浴びていた僕は明け方「これから東京に行くよ」とワイフに告げた。彼女は「行くな」と言った。曰く「どうせろくなことにならぬ。良い事にならないよ」なる諫言。僕は「だまらっしゃい! フェアウェルツアーだ」と返答した。逆ギレである。そこで僕は蹴られ肋骨を痛めた。今もズキンズキン痛む。余談である。

やがて激怒しているワイフを背中に太宰治の模倣も入り「父は死ぬ覚悟で遊びにいく……」と呟き空港に向かった。浸って泣こうかな? と思ったが一滴も泪は溢れて来なかった。根っからの遊民だから。

そうして飛行機は羽田に着き僕は上野行きのバスを探した。そう、前記したように「そこから全てが始まった」のである。これまた模倣だけれど。

別に世界が変わるような、劇的な事はなかったけれども、まあ諸々な狂ったシチュエーションは有ったので勿論、それは破滅派の高橋文樹君と共同して記事に纏めたい。取り敢えず今は、導入的な案内状を発行みたいなる雑文を書いた。まあ興味がある人は、本編を愉しんで下さい!

ようこそ、フェアウェル・マジカルミステリーツアーへ。常識人じゃない方は、面白く読めると思いますよ。

追記・ノリでスマホから羅列しているだけな故、誤字脱字は気にしないで貰いたい。後二日間くらいはツアー中なので、新たなサプライズも期待したい。アディオス、アミーゴ。

2018年3月8日公開

© 2018 山谷感人

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