ボディ・ビート

月形与三郎

戯曲

7,627文字

三人のフェミニストによって繰り広げられる、ドタバタ戯曲。これまでに破滅派編集部がもっともボツにしようと思った作品。

――登場人物――

 

フェミニスム思想家三人(世界的な人物)じつは女吸血鬼

 

男性インタビュアー、紙上大兄皇子

 

スーパー・マッチョスター二人

 

メイドの潮さん

 

伯爵

 

 

 

 

 

 

 

時はネオリベラリズム盛んなりし頃。舞台は邸内の隣り合う二部屋。ロココ調のインテリア、ただし、セットにかける予算がないので、全部ダンボール紙に小学生用水彩絵の具で描いている。

三人のフェミニストは手袋や靴下(原色の)いがいは裸。インタビュアーの紙上大兄皇子はタキシード姿だが、じつはそれも、素肌に墨を塗って礼服に見せかけている。メイドは裸の上にレースの涎掛けをしている。伯爵は、表地が漆黒、裏地が真紅のマントのみ着用。スーパースター二人はむろん裸。

 

 

 

 

 

(室内にワグナー「ラインの黄金」のソプラノ三重唱の調べが高らかに聞こえる。)

紙上大兄皇子 このたびは、破滅派次号掲載予定、「現代フェミニズムにおける破滅思想についてきく」と題しますところのインタビューに快く応じてくださいまして、どうもありがとうございます。(と、並んで長椅子に掛けている論客にむかって言う。論客は、ええ、とか、はあ、とか、おほほ、とか、めいめいに言う)ところで、あなた方が裸でいる理由ですが…。

ジュディス だって、あなた、お好きでしょ。(自身のわきの下のにおいを嗅ぐ。ついでに両隣の腕をあげさせて嗅ぎ。そして意図不明にうなずき、皮脂汗止めスプレーを取ると、隣のわきの下へいやというほど振り掛ける)

リュス 湿度も高いし。(股間に手をやる。スプレーを向けられて、腰を背ける)

ドミニク 元々服をきる理由がありません。そういう理由があると考えること自体、規律訓練型権力の作用です。

紙上大兄皇子 わたしは脱がなくていいんでしょうか。

ジュディス それを批判する理由もありませんからァ。

紙上大兄皇子 ではお言葉に甘えまして。…しかし、あなた方は、世界的なフェニスム思想家にはとても見えないです。

三人 何にみえます?(三人とも身を乗り出す)

紙上大兄皇子 しいていえば、プレイメイト…でしょうか。(三人立ち上がり、一斉にセクシーなポーズをとり、左は両胸を揉みも揉みし、右は後ろを向きお尻をつきだし、真ん中は腰に手をやる堂々とした格好で恥丘を強調する)

ドミニク 貧乏な破滅派には、わたくしたちのボディがゴージャスすぎる、ので圧倒されるというわけですね。

紙上大兄皇子 ええ、まあ、それもあります。

ジュディス ですけれど、ボディこそが問題的なのですわ。(隣の部屋から「ただいま」という伯爵の声。ところが妻である三フェミニストは気にも留めない。)

リュス でも、大兄皇子、ズボンぐらいは脱いだら?さりながら、はなはだしく股間を膨れ上がらせ、したたかに熱ばませ、先端をしとど濡らすような劇的展開も別にないでしょうけれども。

ジュディス もともとフェミニストの議論は地味なのです。まあ、二流どころには能天気なのもいますが、わたくしたちのように世界的になればなるほど、頭がよくなればなるほど、ヘンタイに、じゃなくて反対に、とても根暗くみえるようになります。なぜなら、ただでさえ懐疑的悲観論者は、たとえ馬鹿でも、そこそこ知的にみえるくらいですし、しかも、示されるのがディストピア的ヴィジョンだと条件反射的に嘆き悶える不平不満家ナルシシストたちの期待へ応えるためには、ペシミストを演じ続けなければならないのです。たとえ大酒のみでお金に汚くてドスケベな脱糞的男根思想家だって、なんとなく影のありそうな感じに自己演出するでしょう。それとおんなじことです。したがって、お下劣なお笑いはもちろん、なんらかの興奮を期待するのも、無駄というものですよ。当然、レズビアンショーのようなわけにもいきません。

ドミニク 世界はやたらめったらでも、(どこからか「アイルビーバック」という声がする)そのうえでも、わたくしたちは、いや、少なくともわたくしとジュディスの二人は、まったく演劇的存在ではないんですから。そもそもドラマというのが、男根中心筋肉主義的なものですのよ。

紙上大兄皇子 ご意見ごもっともです。ドラマとは、いわば、父の視点のもたらすもの、もしくは、父のもとへ帰ろうとするものでしょうか。まあ、詩ならいいのでしょうね、…ポエジーは誘い出し出で来たらすものですから。芸術は、新たな感覚の領野をつくり、可能性の世界を産み出します。

(三人三様、そう、とうなずくとか、いいえ、と首を横に振るとか、無視するとか、する)

いずれにせよ、(と観客席に向かって)なにか奇想天外なことがあると期待するのは大間違い。ただ喋って終わりですから。

リュス 誰にむかって言っているのですか?

紙上大兄皇子 自分の声を聞きたいのです。

三人とも(首を横に振る)現前性の形而上学、音声中心主義なんて(と呆れ)しかも他者を内面化しようとしている(と吐き捨てる)。

ドミニク 差異を差異としておけない弁証法的俗物根性。チョキンと去勢したくなる(と、後ろから鋏を出し、チョキチョキする)。

紙上大兄皇子 余分な皮だけにしてください。

ジュディス すぐチンぎりたがる。そうやって、ジェンダー関係を固定してしまうの。

ドミニク 言いたいことは分かっているわ、ファルス、などなどは、ようするに形式であって、内容はないというのでしょう。(紙上大兄皇子を向き見て)それでもの行為することによる裂け目があれば…。けれど、ド貧乏なWEB文芸誌エージェントであるあなたに裂け目はないでしょう。(と股間を誇示する)

リュス 裂け目は光であるところの(と吐き捨てるように言って)の暴力的侵入によってできるのです。洞窟は…(どこからか久保田さき「異邦人」のイントロが流れ「オープン・セサミ」という声がする)おや……、情け深きカリフ、わたくしが死ねば物語も終わります(と女王然と厳かに言ってから、インテリ口調にもどって)。二枚の陰唇とクリトリス、それはそのままで自足しています。

ドミニク たんなる洞窟の比喩の転倒じゃないの、ばかばかしい…。

ジュディス プラトンからハイデガーまで、哲学者たちとロマンティックな関係を結びたがっている。小声で「ヘテロ的欲求不満ね」と小ばかにする。

ドミニク そんなたいそうなものじゃあなく、たんなる隷属ゲームでしょう。惨めなマゾヒスト主体の神聖化。ああマリア様(お祈りのポーズをし、十字をきる。すると、吸血鬼なので、十字をきったところに焦げ痕がつく)。…無媒介的なものは、すでに否定を含んでいることを知らないの?はじめから直接性は喪失されているのですよ。

リュス いまどきそれぐらいマルクス主義者だって知っていますよ。ただ、否定を含んでいるとすると、無媒介性は無媒介ではなくなる。

紙上大兄皇子 つまり決定不可能なのだとおっしゃりたいわけですか?

リュス その男根言説はあまり好きじゃあありませんけど、まあ、そう。

紙上大兄皇子 しかしですね、さいさいですが差異の間の際限なき闘争も、二つの襞のパチンコ「チャングムの誓い」みたいに開いたり閉じたりの無限の展開も、ミメーシスによる共約可能性も、理論はそれぞれうなずけるところも多いのです。とはいえ現実を見ますと、どれもネオリベの枠組みにはまってるようで(三人ともよそ見ながら無駄話しをしていて聞いていない)文化は殺伐たる画一化の一途、世界中で搾取はひどくなる一方、どこでもなんとなくみんなビクビクしていますし…。あっ(紙で紙上大兄皇子が手を切る。すかさずジュディスが指をチューチュー舐めてあげる。ほかの二人は舌なめずりする。また「アイルビーバック」という声がし、「なんだ、この邸の長椅子はオーストリア製じゃないのか、これじゃ夢見が悪そうだな」)

リュス 嗚呼しつこい筋肉ゴリラ(と、さも煩そうに)。死に物狂いでもくたばり損ないそうな声だわ。(「嗚呼アー」と叫び、重機関銃を乱射し物を破壊する音がする)筋肉マントヒヒもいるのね。

紙上大兄皇子 政権がファシストどもに乗っ取られてから何年たちますかね。なにしろ、大根役者上がりの政権からです。(指折り数え、はー、とため息をつく。と、「思い出さんとしても忘れられぬアフガンの聖戦士たちよ、千ずりの風になって去りぬバトラー」)

ジュディス あら! (声の主は無視して、「でもって、いまはミャンマの自由の闘士たちよ、ともに勝利を目指そうではないか」)

リュス 筋肉マントヒヒのやつ、性懲りもない。

ドミニク だけれども、弾圧してる連中が、めちゃめちゃ変だから困るのよ。

ジュディス それはいえるわ、おかげでこの件は、自己反省皆無な筋肉マントヒヒにも賛成せざるえない(ため息をつく)。

筋肉マントヒヒことシルベストロの声 くどくど言いやがって、デモクラシーを世界に広めて何が悪い。おまえらも、せめてパターナリズムに転向しろ。そしたら俺様がイタリア式種馬ファックしてやってもいいぞ、わっはっは。どうだ悔しいか、この腐れプッシーのメス猿どもめら。

三人 ウキーッ(と怒る。紙上大兄皇子はうろたえつつ椅子から立ち、フェミニスト三人を宥めようとする。)

筋肉ゴリラことアルノルドの声 悔しかったらおれたちを去勢してみろ。やられるまえに、新型クラスター爆弾でおまえらのほうを消去してやる、がっはっは。(そして、スーパースター二人は声を合わせ、「星条旗よ永遠なれ」のメロディに乗せて、「ハリウッドよ永遠なれ」と大らかに歌う。)

三人 うー、頭に来た、あいつら。やってやろうじゃないの。(と三人とも立ち上がってボディビルのポーズをとる、左はダブルバイセップス、中がマスキュラ、右が広背筋を広げてみせる)

(場面は隣室へ移る。時刻はちょっと前に戻る。)

メイドの潮さん ピンカラカランピンピリピッピピンカラチリチリピン~♪(と可愛らしく歌いながら下手よりスキップして現われ、テーブルの上の花瓶や水槽にはたきをかける)。今日は伯爵さまがトランシルバニア映画祭からお帰りになる日なの。だから、お部屋をいつも以上にきれいにしておかなくっちゃ。(と、きゅうに表情を翳らせて)伯爵さま、三人の奥様たちとは折を見て別れて必ずお前と結婚するって仰っているけれど……(ドアに近づいて聞き耳をたてる)。奥様たちは難しいお話をしているのね、おうちが貧乏で学校へ行けなかったわたしにはチンプンカンプンなのだわ。

そうよ、かないっこない夢よ。こんなわたしが、伯爵夫人になんて、なれっこない。だからカツオ・マラグロ原作の映画にも出られないの(と悲しそうに云う)。やさしい旦那様はたぶん、わたしが小さいときから歯を食いしばり汗水たらして背負ってきた人生の重荷を、いっときでも華やかな白昼の夢の中に降ろさせてくだすっただけなのだわ。……だけれど旦那様の思いやりが本当は一番つらいの。だって、この報われない恋が胸苦しく圧し掛かる哀しみの白金と引き比べたなら、奥様たちには威張りまくられ、炎天下の草むしりやあかぎれのできる真冬の水仕事に耐え忍び、先輩家政婦のいびりやパーティ客にはセクハラされる、そんな下働きのストレスで生理不順や不眠症になるのだって、ため息をひと吹きすれば飛び退いてしまう羽毛の軽さにすぎないのだから……。(とドアの開く音)。

伯爵 ただいま。

潮さん お帰りなさいませ。(と急いで涙を拭き元気を出して迎える)

伯爵 おや、お迎えは、きみ一人かい。

潮さん 奥様たちは隣のお部屋でインタビューをお受けになっています。

伯爵 ふん、お忙しいことだ。(と苦々しげに云う) それにひきかえ…(と潮さんを愛しげに見つめる。そうしてから、朗々とした長台詞に入る。ただし以下の長台詞は読み飛ばしも可)

豊胸手術の広告から、近い将来に遺伝子組み換え赤ちゃんを作ることの是非まで、私たちの周囲では、に関する言説が溢れている。ただ私自身は、ボディに関して何か述べることを躊躇してしまう。私の語ることは結局、ボディを属領化するような、それら神話的な言説に対して、何かしら批判的な体裁をとらざるをえないだろうが、そういう脱領域化を目指す言説にしても何ら不足していないのだから。ところで、なにゆえにそういったメタディスコースもが飽和しているのかといえば、脱領域化したボディというような免れがたく美学主義的な標語は、だいぶ前から、モードに合わせてモデルチェンジした欲望を、そのつど配分することを目下の使命とする消費社会の言説編成を、一段小高いところから見渡す知的洗練を求めるためにあり、ずっと否認しようのない気取りの一種となっているのを自覚されていながらも、そんな脱領域化の領域に属さないかぎり、方々からの憫笑を否めないという事情があったからなのだ。かくして憫笑への恐れこそが、屋上屋を重ねる言説を長らくもたらしてきたといえるのである。

主体であるとともに客体でもあるようなボディへの考察はかつて、実践的であることが自己形成的であるという、牧歌的な世界像を担うものだった。ある時期からそれも、ところかまわず泣き喚く多形倒錯的な巨大な赤ん坊のような多様体になり、その赤ん坊の叛乱に対しては当の叛乱しようとする力が逆向きに働いて制御するしかないものとされた。そして、その制御しようとする力が、ふたたび外向し倒錯を創出するものだともされたのだ。だが、そのような思惟においてさえボディは、生殖的で生産的な振る舞いを期待されている。たとえ本来は非生殖的なものを生殖へと向かわせるという強制の中に閉じ込めているのを知悉していても、ボディはやはり、歴史の根本的な動因、環境を改変する本質的な能力、ただ一つの価値を創出するものとして、つまり弁証法か、さもなければ反対に否定弁証法の舞台では少なくとも、つつがなく主役を演じる。今後もそれは大筋で変わらず、将来にわたって主役の地位は揺るがないと私には思われる。なぜなら、根拠的な前提を設えるに、ボディに代わる確固たる実感の担い手を探すのは、未だまったくもって困難なことだろうからだ。

長台詞をうっとり聞いていた潮さん (ふいと)旦那様、映画祭の選考会はどうでしたの?

伯爵 うん、台詞と違って会議は長引くのがいやだったので、選考会で映画論を交わすのはやめようと審査委員長の私が提案したのだ。そのおかげで、さっさと済んだよ。それもまあ、選考委員に無知な実作家どもがおらず頭のよい批評家だけだったから首尾よくいったといわざるをえないとせねばならないということにほかならないだろうがね。(そこへ、隣室から「ウキーッ、やってやるわ」と三人の女の声がし、直後に乱闘の物音)

伯爵 いったい何事が起こったというのだ……。

潮さん さあ、さっきまでは普通にインタビューされていましたけれど。

隣室からシルベストロの声 うう、手ごわい。

アルノルドの声 むむ、これは女ターミネーターよりも素敵、じゃなくて強敵だ。…ぐわ、噛み付かれた。(ジュディスが噛み付いてチューチュー血を啜っている) 気をつけろ。

シルベストロの声 俺のほうもやられた。(ドミニクに噛み付かれたらしい)

紙上大兄皇子 やめてください。わたしは中立じゃないですか。(巻き添えを食ってリュスに噛み付かれたらしい)

声を合わせたスーパースター二人 いとも貴き戦士の生き血が、聖なる闘争に滾っていた紅の液体が無為に流れ出てゆく。木枯らしに吹きさらされたように猛き獅子の身は凍え、黄金の鷲の翼は氷りつき、天上の焔と燃えていた魂すらいつしか冷えきってしまうのか。戦場の栄光の記憶が不毛の砂漠へと染み込んでゆくかのように心は乾き、たしかな白日の自己意識も夕べの群雲のように暗みへ遠ざかってゆく。(紙上大兄皇子が「わたしはウォリアーじゃありません、文弱の徒です、どうかお情けを」と嘆願する。それでも攻撃はやまない)

アルノルド 駄目だ、イラクなみの泥沼戦になる、ここは諦めて撤退しよう。

シルベストロ そうしよう、ベトナムの二の舞はごめんだ。(そこに金属の塊が床へ落ちる重たい音)

アルノルド しっ、しまった! クラスター爆弾を落っことした。まずい、爆発するぞ。

シルベストロ なに! はっ、離せ、このままだと全員共倒れする。(しかし、三人の女は興奮しきっており、ウキャー、とか、フギー、とか、ギェー、とか、喚くだけで離そうとしない。)

紙上大兄皇子 ノーモア広島、ノーモア長崎、ワンモア九・一ぃ…(と、その刹那、庭側の窓から閃光が洩れ、大爆発の音。隣室の花瓶と水槽も壁を透り抜けた衝撃波で粉々になる。伯爵は黒いマントの深紅の裏地を翻し、わが身と潮さんの身をかばう。

潮さんと伯爵はドアを開けて、最新型クラスター爆弾の暴発で穴ぼこだらけになった隣室を覗く。潮さんは驚いて目をまん丸くし両手で口を抑える。伯爵は六人の倒れている様をじぃと見てから)

伯爵 深々とたれ込める硝煙と飛び散った血肉の見るも無惨を酸で溶いたかのような臭い、まるであの日の硫黄島みたいではないか、なんとものすさまじい光景だ。……

(なおいっそう厳かな口調で)武器よさばら(と右手で、さばらのサイン(楳図かずお著『まことちゃん』小学館を参照)をだす。その決めのポーズで伯爵はしばし佇んでから、ゆっくり潮さんのお肩をお仏蘭西風の仕草で抱くと、やさしく歩みを促す。するとバンゲリスによる『ブレードランナー』のテーマ曲が流れる。そして二人はうれしげに見つめあい仲良く、ただ足取りはフィルムノワールっぽく、下手へ去っていく。)

倒れている瀕死の紙上大兄皇子 (血みどろの顔を上げて)舞台で死ぬのは本望だけど、けどフェミニズム劇のつもりだったのに、なんて表象文化論的な……。やっぱり、こんなエンディングあんまりだ。だって、ちゃんとしたおちをつけないと、ほんとにフェミニストの先生方から怒られそうだし、なんたって、いまどき表象文化論じゃあフリーター大学非常勤講師の口だって滅多になさそうじゃあないか。(血を吐きながら激しく咳き込む)

ああ、後姿が遠ざかっていく。もう二人は玄関を出てしまう。伯爵が行ってしまわれたら、アルノルドとシルベストロは死んだ、とお伝えしても、ねぎらいの言葉はどなたからいただけるというのだろう……。げふっ。(そうして紙上大兄皇子は、がっくりと息絶える)

(幕)

2009年12月2日公開

© 2009 月形与三郎

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バカ 官能

"ボディ・ビート"へのコメント 1

  • 読者 | 2015-03-23 21:07

    とりあえず、爆笑。

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