谷田七重の投稿一覧 17件

  1. 此岸より 小説

    • 谷田七重
    • 7ヶ月前
    • 4,604文字

    十年前に書いた卒論を久しぶりに読んだ私は、学生時代の友人、香苗と一年ぶりに再会する。大人にも子どもにもなれない私たちは、何かを避けるように当たりさわりのない会話しかできない。――2017別冊破滅…

  2. 鳥と惣菜と私 小説

    • 谷田七重
    • 9ヶ月前
    • 4,105文字

    合評会応募作です。誰が「酒と不倫」なんてテーマ考えたんでしょうか。作風が崩壊しちゃったじゃないですか。

  3. しべのやまい 小説

    • 谷田七重
    • 11ヶ月前
    • 7,263文字

    腰にできたかぶれから、枯れ朽ちた百合が最後に落とす蕊、のような匂いがする。――自分の匂いと女たちの匂いに惑う男の話

  4. いかさま望遠万華鏡 小説

    • 谷田七重
    • 1年前
    • 7,098文字

    どちらにせよ、とにかく元から何もなかったのだ、と亮一は思う。だから高校の頃と同じように、こうして遠くから、真理恵の姿を追いかけている。

  5. 海辺のざんげ部屋 小説

    • 谷田七重
    • 1年前
    • 6,516文字

    だいいち「ざんげ部屋」に行って、何を話せばいいのかわからない。何かしらざんげすべきことはあるにしても、そんなことをまっさらな少年に話していいものだろうか? いくら耳が聞こえないとはいっても?――…

  6. 時計じかけのパズル 小説

    • 谷田七重
    • 1年前
    • 7,380文字

    真奈美には何の悪気もあるはずがない、俺に惚れてるからセンチな妄想をたくましくしてるだけだ。でも、と荻野はまた思う。それが何なんだ? 何だっていうんだ?

  7. 耳の奥の海 小説

    • 谷田七重
    • 2年前
    • 7,156文字

    それなら、と女は思うのだった。それなら私は海になろう。海そのものになろう。だって、私の耳の奥には海がある。そう思ってきた女だった。――男と女の寓話めいたもの

  8. シャボン 小説

    • 谷田七重
    • 2年前
    • 9,212文字

    老廃の矢崎は今日もシャボンを吹かす。近年になって、シャボンの箱には注意書きが記されるようになった。――シャボンの泡は、幻覚を引き起こす原因のひとつとなります

  9. 花冷え 小説

    • 谷田七重
    • 2年前
    • 14,734文字

    受け止めるでもなく、はじき返すでもない。宙に浮いたままの、たくさんのクエスチョンマークが漂っている中で、彼はいつも曖昧に笑っている。

  10. ホテル・フェアリーテイル 小説

    • 谷田七重
    • 7年前
    • 7,074文字

    猫になりたかったミコ、人間はあくまで人間だと主張する田沼。「しっぽ」をめぐって過去と現在と夢が交錯する。