挽混座の投稿一覧 6件

  1. #6 ディア・バチュエ / 小説

    • 挽混座
    • 23時間前 New!
    • 1,821文字

     研究所の職員であることを証明するカードも持っておらず、白衣も着ていない突然現れたその男は誰がどう見ても部外者で、誰かの知り合いかどうかも確かめる術がない。  津山のような女受けの良さそうな顔立…

  2. #5 ディア・バチュエ / 小説

    • 挽混座
    • 11日前 更新
    • 1,333文字

     ハイドラの食事は基本的にない。どういう構造になっているかはわからないが、空気中の何かを摂取して栄養に変えているらしい。もしかしたら、この研究所に連れてこられた時点で薬剤か何かを投与され、食事を…

  3. #4 ディア・バチュエ / 小説

    • 挽混座
    • 18日前
    • 3,142文字

     月日が流れ、この生態調査部に来て三年になった。それだけの時間が経ったにも関わらずこの部署には二人しかいない上、僕以外の唯一のメンバーである酒井さんは相変わらず年下のような外見で、津山は甘いマス…

  4. #3 ディア・バチュエ / 小説

    • 挽混座
    • 23日前
    • 3,884文字

    「五十嵐!」  酒井さんは僕の名前を呼びながら入室してくることが多い。その度に怒られている錯覚に陥りながら、肩を震わせて振り返る。 「今日は所長が視察に来るそうです」  しかし、基本的に酒井さん…

  5. #2 ディア・バチュエ / 小説

    • 挽混座
    • 25日前
    • 2,346文字

     この仕事のどこが問題なのか、わかっただろうか。  まず、仕事中常に一緒にいるハイドラは言葉が通じない。たまにハイドラ同士で意思の疎通をしているらしい場面に出くわすことはあるが、基本的にやつらは…

  6. #1 ディア・バチュエ / 小説

    • 挽混座
    • 25日前
    • 1,378文字

     僕の職場は変だ。変、というと語弊があるか。変な生き物と常に一緒だ。ハイ・エルドラド、略してハイドラと呼ばれる未知の生物と共に暮らし、その生態を研究するというのが主な仕事なのだが、その仕事が問題…