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方舟謝肉祭

方舟謝肉祭(1)

20世紀の墳掘り人たることを目指す「性格の悪い語り手」Fは、最高の小説として「血のこと」について書くことを思いつく。彼は自分の経歴を調査し、ついに親族の宗おじさんのことについて書くことを思い当たる。大正時代の一代起業家だった宗おじさんは、Fの祖母によって「人食い鬼」と罵られる悪漢だったが……

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
001号
【投稿日】
2007年03月02日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
1件
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(2)

なぜFは血のことを書くに至ったのか? その秘密は、彼が訪れた祖父の葬式にあった。そこに現れた胡散臭い親父ミツムネ氏は、Fを「坊ちゃん」と呼び、慇懃な握手を求める……

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
001号
【投稿日】
2007年03月02日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(3)

性格の悪い語り手Fは、ミツムネ氏に関する情報を得ようと、祖母の元を訪れる。おぞましくも可愛らしい祖母は、ミツムネ氏について尋ねるFに対して、なぜか激昂するのだった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
002号
【投稿日】
2007年04月28日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(4)

病床にある祖母をしつこく訪ね続けた性格の悪い語り手Fは、ついに家族史のタブーへと触れる。祖母を苛むFを見かねた従姉のWちゃんは、彼をねちっこく非難するが、不貞の孫Fはそんなことなどいっこうに意に介さないのだった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
002号
【投稿日】
2007年04月28日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(5)

祖母からアルバムをせしめたFは、家族史のタブーを暴くべく、弟子のDDをひきつれてはるか山口の柳井市まで向かう。Fの祖先のルーツがある柳井は、決して彼を暖かくは迎え入れないのだった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
003号
【投稿日】
2007年05月15日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(6)

「性格の悪い語り手」Fは、ついにミツムネ氏に再会する。まったくもって文学をまっとうするつもりのない弟子DDをひきつれて、Fの取材は佳境を迎える。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
003号
【投稿日】
2007年05月30日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(7)

取材を終えたFはミツムネ氏の父(つまりFの大伯父)である「宗おじさん」について書き始める。それは大正時代を舞台にした、壮大な海洋冒険物語だった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
004号
【投稿日】
2007年06月10日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(8)

「性格の悪い語り手」Fの大伯父・宗おじさんは、五曜会の面々に働きかけ、なんとか南洋就航を成し遂げようとする。それは早すぎた時代の一代ベンチャー事業だった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
004号
【投稿日】
2007年07月05日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(9)

ついに南洋航路へと船を出した宗おじさん。大正時代の航海は辛く危険に満ちたものだったが、ついに南洋群島の一つであるパラオへと辿り着く。パラオは南海の極楽さながら、珍かなものに満ちた楽園だった。確信を深める宗おじさんのかたわらで、芸妓の歌が悲しく響く。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
005号
【投稿日】
2007年07月16日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(10)

南洋群島の楽園パラオは、宗おじさんの思っていたほど栄えてはいなかった。つきまとう植民地の悲しい幻影。蝕まれていく現地の人々の悲しさを充分に理解しながら、宗おじさんは南洋を活路とすることを決意する。「たってのお願いがあります」そういって頭を下げる宗おじさんには、強い決意があった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
005号
【投稿日】
2007年07月30日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(11)

ついに宗おじさんは南陽群島からの帰路についた。強い決意を秘めた旅路は、成功への予感を秘めて終わるはずだった。しかし、ほんの小さな過ちが、大きな災厄を呼ぶこととなる。宗おじさんら一向を待ち受けていたのは、深い深い絶望だった。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
006号
【投稿日】
2007年08月14日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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方舟謝肉祭(12)

はるか南洋まで旅立った「宗おじさん」は、「地球村事業」の手ごたえを掴みながら、帰国の途につくが……。
性格の悪い語り手Fが描く小説はその加速度を増してゆく。傑作メタフィクション。

【作者名】
高橋文樹
【掲載号】
006号
【投稿日】
2007年09月06日
【ジャンル】
方舟謝肉祭
【反響】
なし
【キーワード】
【印刷用PDF】
あり
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