西村氏、その果てのケイタイ。


昨日、西村賢太氏の作品(講談社文庫の)を読んで、もの悲しくなり、帝都の タカ氏に、ヘルプのリンリン・テレフォンを。

 「ありゃ、ホンモノだな。然し露悪趣味過ぎて、将棋で云えば、歩と、飛車のみの……、いや、愚痴になる。間違いなくニュー・フェイスだ。童話なんて書き書きしているのが、苦しくなってきた」  (注・最近、ぼくは、童話で僅かながらも金銭を得たのです)

 中島らも氏以来、現代お小説で、こんな按配になった故。(入院時、なぜか図書室にあった、桐野なんとか女史、の文庫なぞ、読んだ後、馬鹿々々しくなり、ページを、あぶら取り紙に活用しました。) そう、最近アドルム多用で、じゃなかった、苦悩で九日ほど、ナガサキは、マリア像が見える病院に居ました。その経緯は、幻聴が途切れたらいずれ。

 その負の連鎖が、ぼくには応えて、退院以来、日中から鯨飲。海に赴きました、金銭ばらまきました、バーを出禁にしむけました、そうして、またまたケイタイを紛失しました。最早、莫逆、鶏肉、mixi、以外は連絡を取れぬ。そう、他の誰とも、ね。

 これも、西村氏の、ホンモノ文芸にしか起こせぬ、悪酔いの影響なのだろう。現状、一読者の立場として、完全に敗北を致しました。

 然しリンリン・テレフォンにてタカ氏に、「でも、まて。俺の方が、ああしたテーマを上手く浄化が出来るぞ、負けねえ」と、ドチンピラのように吼えたトコロ、タカ氏は優しく「ライバルを知って、良かったんじゃ」と、諭して呉れました。ああ、全てが、ぼくの口だけの、LAST REBEL を待っているのだ。然しぼくは、只今、ネットカフェで目が覚めて、またもやのケイタイ紛失を嘆いている有様。そうしてそこには、歯車は、まだ見えなかった。

 タカ氏、西村氏(彼はぼくのハートブレイク・ステーション、江戸川区は小岩の方らしい)、暫し待たれい。
 
 取り敢えず復活予告文で、mixi日記からの転用なので駄文、簡素で失礼。
 
 然し、ぼくには、『破滅派』の血が、隆々と流れている。
 


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山谷感人が12:17に投稿しました。 | 0件のコメント | この投稿へのリンク 読む

白けていても新年。

 
  明けました、待ち望んでは無くとも、新年。
 最早、昼間なので元旦では有りませんが一月一日。通例として、昨年度は諸々と、御世話になりました、サンクス。大袈裟に、心より、魂を込めて、なんちゃって。
 では、二十一世紀旗手のノリで。
 サクヤカラデイスイシテ、イキハヨイヨイカエリハコワイト、キタクスルナレド、ソコハワビシイロウオク、ジンモンサレルジカン。
 ワレ、ソコヲトビダシテ、マチナカヲハイカイスルナレド、カイチュウハトボシク、イキバモナシ。ヤガテジョヤノカネ、シャッターガトジテアル、ペットショップノマエデ、ロウバガイシコロヲコロガシテイルノヲ、ナガメナガラキキマシタ。
 セケンハ、オマエノソノヒアイナド、ワガママスギルモノダトイウナレド、ワタクシ、ホウロウ、モウソウ、カイソウ、ヲシテイナイト、イキテイケナイノデゴゼエマス。フユノハナビハココニハナシ。
 カント、イツマデモヨイシレルナトノコエモトドイテハオリマスガ、タトエバ、マギャクニ、サヨウナラヲイエナイショジョノヨウニ、コノミチヲツキツメルシカナシ。
 トシアケテ、ニキビガヒトツ、フエマシタ。
 謹賀新年。
 迎春。
 ロックンロール。
 トラッキング。
 破滅派。
 アーメン。
 賀正。
 


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山谷感人が23:37に投稿しました。 | 0件のコメント | この投稿へのリンク 読む

年末・投稿。

昨今、その当人が体験した事もない、退廃的文学が流行っているようで、当方としては少し閉口。
例えば、十円のチロルチョコを万引きしただけで施設行き。昼間から、公園で酔いどれていたら御用。有り得ない展開の連鎖。デカダンスを知らない、デカダンスに憧れる、デカダンス、なる雰囲気がして甚だ閉口也。。まだ、ミステリー作品を読んでいた方がリアリティーが溢れてもいて。

ブルジョワが描く、ルンペン、ホリエモンもどきが語る犯罪者に、何の悲哀を感じるのだろうか?
まあ来年度は、太宰の生誕百周年でもあり、彼の諸々なる作品が映画化もされ、当方の勝手なる予測としては、世相的に本年度の『蟹工船』ブームを超える、ダダイズム・ブームが起こると期待しているので、半睡なる日々を捲りながら、それを待つしかなし。

皆さん、良いお年を。

山谷感人が0:11に投稿しました。 | 0件のコメント | この投稿へのリンク 読む

グッドバイ。

 イエス(キリストと云う名前は、後に弟子達が名付けただけであって、彼は現世では、単なる貧乏で大工あがりのヒッピー)の生涯を考えると、本当に、『一瞬で泣けるコンテスト』に出ようか、と思うぐらい、嗚咽が出るなあ。
 無論、崇高なる信仰心などと言った、立派な感情ではなく、バイブルを読めば読むほど、彼の人生が破滅的で、惨苦だから。

 異論は幾らでもあるが、一般的な史実としては、イエスは三十歳まで、田舎町で貧乏大工として働いていたが、突然、嫌になって家出する。
 その後、色々なトコロを転々とするが、往時、弾圧と権力だけが絶対的だった世界で、いきなり、愛・ラブアンドピース、と、唱えだす。まさに、七十年代のヒッピーの如く、である。

 その後は、意識して病人や、貧乏人にしか接しないわ、権力者からは、単なる理想主義・詐欺師のアホ扱いだわ、ちょっと弟子が出来たから、故郷に凱旋しよう! のノリで田舎に戻ったら、「あいつ、この前まで、単なる汚れた労働者じゃねえか」などと言われ、驚く事に親族からは、「あいつは、生活能力がない、恥さらし、 ごくつぶしだから、やっちゃえ!」 と、なんと殺害されそうわ、で散々な目に。

 然も、時にはヒューマンな態度も見せ(その発言・行動の真意は別にして)、弟子に愚痴は吐くわ、大酒飲みと笑われるわ、いきなり祭りの露天商に絡むわ……、いやもう、ロック・スターかと疑いたくもなる。

 最後には、三十三歳で刑死されたが(それは完全にワザとの自殺行為だが)、弟子からは、彼等の保身の為に「あんな、こじきなんて、知らない」などなど、唾を吐かれたりされたし、死刑場に向かう寸前には、ちんどん屋みたいな服を着せられて、石投げられたし……。いやはやもう、逆の意味で救いようがないイエス……。

 然し、イエスは現世では、結局世の中の全てにアホにされたが、他界後、僅か数十年で、その、殺害しようとした親族や、逃げた弟子の、「でも、アイツの言うこと、行動は、忘れられねえ」なる活動で、いきなり一転、神(キリスト)扱いされた。あーあ、なんてふざけた浮き世か。
 なんにしろイエスは、間違いなく破滅したヒッピーである。アーメン。

 尤も、誤解されては困るが、ぼくは所謂、新興宗教なぞは、忌み嫌います。


 坂本龍馬、イエス、他界時は三十三歳、ぼくも、まもなくその御歳柄、グッドバイの時間かい?
 
 

 


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山谷感人が1:50に投稿しました。 | 1件のコメント | この投稿へのリンク 読む

mixi 日記と同様。

  アブラハム、アブラハム。
 親愛なる皆さん、『暑かったけど短かかったよな夏』、も終わり如何お過ごしでしょうか?
 当方は最近、自身のみでの研究では限度がありますから、所謂、教会のミサと云うモノに参加を始めましたが、これも矢張り、しっくりいきませんね。
 何故なら他の兄弟達が余りにも、お小奇麗、お紳士、お洒落に映るからです。そもそもバイブルに書かれてある事は(特に新約では)、そんな処世術を否定し、惨苦、アウトロー、はぐれ者への啓示書と、当方は考えているからです。ミサにて、バイブルの歴史的な説明を聴いている時以外、当方は常に、カムオン・ガールズ、ア ルコール、トラッキングと、唱えています。

 然し、バイブル自体は、読めば読む程に笑えるし、身にもつまされるし、だめだこりゃ、と泣けてくるし……、その上、箇条書きが多いので謎解きのような要素もあって、最早、暇さえあれば四六時中、適当に開く日々。
 太宰も作品の中で述べています。
「ほんたうに疲れておる時は、バイブルしか読めませんね」
 西暦二千八年の、当方の夏といったら、当たり前の様に、こんなモノですね、でしたね。

 ともあれ皆さんがこの夏で、カバンいっぱいの想い出を積み上げ、それを満喫されたとしたら、他意なく、幸いなる哉、幸いなる哉。

 ロックン・ロール、マザー・ファッカー、そうしてアーメン。
 


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山谷感人が5:04に投稿しました。 | 0件のコメント | この投稿へのリンク 読む

過去の記事

  • Anonymous 高橋文樹 // 2008/10/14 4:11
自分の写真
名前: 山谷感人
場所: 台東区日本堤、つまり山谷, 東京都, Japan

例えば、全てに自暴自棄になり、不吉な旅に出ようと思った時なぞ、少し立ち止まって「破滅派」を読んで見てください。その中のどこかに、あなたの新たな道が示された文章が載っているかもしれません。

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